私たちが住んでいる地球にはさまざまな環境問題が起きています。産業革命以降、人類は地球の自然を削ることで発展してきたといっても過言ではありません。今でこそ先進国は技術力を資本に地球にやさしい経済活動を行えますが、途上国にカテゴライズされる国々では、発展のために地球環境を犠牲にせざるを得ない状態が続いています。
とはいえ、ここで「途上国が環境に気を遣わないなら、先進国が環境に気を遣っても意味がないじゃないか」となることは早計です。地球全体の統一基準でことに当たることは難しくとも、一部地域が節制することで地球環境全体に及ぼす悪影響の度合いを小さくすることが可能だからです。
地球環境に敏感な人々が注目しているのがスマートハウスです。家中の家電などエネルギーを使うものをITで制御し、エネルギー利用を最適化できる住宅のことです。太陽光発電パネルを取り付けることで電気を生産し、自宅で使う分の電力をある程度賄えるという試算もあるため、同じだけの電気を使っても光熱費が抑えられるとも人気です。また、蓄電池があれば災害時にも電気が使えるためストレスを感じづらく、普段の生活に戻りやすいというメリットもあります。
さらに、IoT技術を活用することでスマートハウスはさらに便利になります。皆さんも一度は、「あれ?本当に玄関のカギを閉めたっけ?」「エアコンちゃんと消したっけ?」と不安になったことがあるでしょう。IoT技術を活用することで、外出時も玄関ドアの鍵やエアコンのスイッチのオンオフが確認できます。
玄関ドアの鍵に関してはさらに便利になっています。買い物帰りで両手にいっぱいの荷物を抱えている時、家の鍵を探すのに苦労した経験は一度や二度ではないでしょう。近年は登録したスマートフォンや鍵デバイスが一定距離内に入ると自動で玄関ドアのロックを解除してくれる機能もあります。もちろん、悪用防止のためにさまざまな設定がなされているため、勝手にロックが解除されるということはありません。
さらに、家中の家電の使用状況をアプリで確認できるため、使い過ぎにも気がつきやすく、使っていない家電はワンタッチで電源をオフにすることもできるため、省エネ意識が持続しやすいことも特徴です。もちろん、使っていない家電を自動でオフにする機能も設定できるため、ますます省エネに貢献できます。
これほど便利なスマートハウスの生活をはじめるには、まずはIoT対応家電をそろえる必要があります。そのほかには電気を作り出す太陽光発電の装置や「エコキュート」などに代表される、賢くお湯を作り出す電気給湯器などもあるとよいでしょう。これらの設備は、使っていれば当然故障してしまいます。家電であれば簡単に修理ができますが、問題はエコキュートです。
エコキュートは一般的に普及しているとはいえ、修理までにかかる時間が長いことがデメリットと言われています。そこで、エコキュートが故障してしまい、修理するしかないという状態に陥ったら、思い切って交換することをおすすめします。
不具合が出やすいのはヒートポンプユニットの電子回路と言われています。こちらの寿命は一般的に5~15年といわれており、お湯を貯める貯湯タンクは10~15年の寿命といわれています。どちらかが壊れてしまえばエコキュートを使うことはできないため、交換対応が早いyhs株式会社のような交換専門業者に依頼しましょう。
さまざまな技術を活用して、地球にもお財布にも優しい生活を始めませんか?
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