毎年冬になると豪雪地帯の雪下ろしがニュースで流れますよね。意外と皆さん気づいていないかもしれませんが、北海道の雪下ろしってあまりニュースの映像では見ないのではないでしょうか？大体が日本海側の東北とか新潟近辺ですよね。

特に一軒家ならまだしも、アパートとかどうすんだろ？なんて思って、気になって旭川の賃貸物件を何気なく見てると平屋根が非常に多いんですよね。みんな似たような形をしているというか。これって雪下ろししないで大丈夫なのかなと思って旭川出身の同僚に聞いたところ、三画屋根もあるんだけど、平屋根は多いらしく（実際には微弱な傾斜はあるそうです）特に近年では平屋根の方が一般的だそうです。

でも、理由を聞いて納得。こういうのを無落雪屋根というらしく、本当に雪下ろしの必要がいらないそうです。無落雪屋根は常に20～30cmは雪が積もってますが、北海道の雪は小麦粉の様にサラサラしてるので、それ以上になると風で飛ばされて積る事はほとんどないらしいので雪下ろしの必要などそもそもないそうですね。もちろん全てがその無落雪屋根ではないでしょうけど、妙に勉強になりました。ほんと土地それぞれの工夫がされてるものですね。